全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連/藤𠩤國明理事長)は、2025年1月22日(水)、ホテルニューオータニ(東京都・千代田区)において、「第404回 理事会」及び「新年懇親会」を開催した。会に先立ち、2024年11月17日に逝去された𠮷井眞人前理事長に黙とうが捧げられた。藤𠩤國明理事長は冒頭の挨拶で、「6ブロックで開催された組織強化会議に参加したが、生衛法、美容師法の意義・歴史など改めて理解を深めていただいた。ブロックのそれぞれの組合で組織強化・加入促進を工夫され苦労されているが、本年も組織強化と加入促進は連合会にとって一番大切な事業であるので皆さんの協力を仰ぎながら進めていきたい」と話した。続いて令和6年度全美連表彰として永年勤続者の表彰など各種表彰が続いた。次に「被用者保険適用拡大に関して」全国生活衛生同業組合中央会の伊東明彦専務理事より説明があり、今後の国会で承認されると厚生年金、健康保険が今後美容業の短時間労働者にも適用され、法人事業所は強制適用、個人事業主でも5人以上を有する場合は強制適用、5人未満は任意包括適用になり、必要なことではあるが急激に進めることは美容業界では非常に苦しいものであるので、再検討していただけるように尽力していると報告があった。各委員会より活動報告がなされそのほかに、2026年の第54回 全日本美容技術選手権大会を鹿児島で開催、OMC世界大会がパリで9月13日(土)~15日(月)に開催、2月10日に奈良のホテル日航奈良で𠮷井前理事長の偲ぶ会が開催されることなどが報告された。付議事項として旅費規程の一部改正、10月7日(火)に福島県で開催される「第53回 全日本美容技術選手権大会」の入場料について、予算委員会の設置などが検討され、承認された。新年懇親会は、正賓スタイルで行われた。藤𠩤國明理事長の開会の挨拶から始まり、来賓の国会議員や業界団体の長より多数の祝辞が述べられた。和やかな雰囲気で歓談が進み、町田仁一副理事長の閉会の言葉で締めくくられた。