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CIDESCO-NIPPONが「第16回定時社員総会」を開催

一般社団法人CIDESCO-NIPPON(古武一成代表理事長)は、2024年6月4日(火)、都市センターホテル(東京都・千代田区)において、「第16回定時社員総会」を開催した。古武一成代表理事長は、続く円安のなかでの活動に感謝を表しつつ「シデスコは仕事の価値づけとなる資格。シデスコ取得が今後の人件費課題解決の一助となるだろう」と挨拶。続いてパメラ アドキンズ本部教育開発担当理事・日本支部名誉理事長からは「ビジネスはコロナ以前に戻ってきた。エステティックサロンやスパも活気を取り戻し、特に5つ星ホテルではインバウンド需要が高まっている状況。一方で人員不足が顕著なため、若い人にこの業界に入ってもらう対策の必要性を感じている。そうしたなかで、教育傾向として、短期間で取得する資格が求められ、CIDESCO本部でもより短い期間で取得できる資格を発表している。また、筆記試験については、9割の国がオンライン化を果たし、試験の簡略化が進んだ。くわえて、カリブ海や中東で新たな市場が登場し拡大が見込まれているほか、中国やインドの成長も著しく引き続き期待ができる」とし、国際資格であるシデスコの活躍の場をアピールしつつ、自身の認定校での尽力を約束した。この日提案された第1号議案から第6号議案まで、すべて承認・可決された。今年は役員改選の年であったが、全理事が再選・再任された。
昨年、CIDESCO-NIPPONでは、短期間での資格取得を目的にフェイシャルに特化した資格「RPLフェイシャルサーティフィケート」を新設し実施してきた。この資格は、1,200時間以上のカリキュラムを必要とする「ビューティーセラピー・ディプロマ」のカリキュラムからフェイシャル部分を抜き出したもの。事前学習が考慮され、2年間の実務経験があれば、エステティック基礎教育(CIDESCO認定校以外も可)を受けた者が受験できるため、働きながらの取得も可能となっている。このように日本で取得できる資格が増えたことをふまえ、国際試験官の養成も実施している。また、円安の影響で支部会計への圧迫が続くことから、会費改定案が審議され承認・可決した。総会後は、懇親パーティが開かれ、和やかな雰囲気のなか交流が図られた。