非営利型一般社団法人 美容の価値を考える会(阿部恒之理事長)は、2024年5月21日(火)、国際文化理容美容専門学校渋谷校(東京都・渋谷区)において、定時総会並びにシンポジウムを開催した。提案された第1号議案から第5号議案まで、すべて承認・可決された。今年は役員改選の年であったが、全理事が再任された。また、新任理事が2名選任され、新常任理事として学校法人国際文化学園理事長荘司礼子氏、新理事として(株)ミルボン執行役員FP副本部長岡功氏が承認された。シンポジウムでは、「美価値のSDGsを考える~我が社のSDGs取り組みについて~」をテーマに、谷口たかひさ氏(環境活動家・実業家・作家)による基調講演「気候変動と自己肯定感」と蒲生典子氏((株)ガモウ代表取締役)、増保利行氏((株)きくや美粧堂代表取締役)、高木進一氏((株)ダリア代表取締役)の3名によるパネルディスカッション「美容業界のSDGsはどうあるべきか」が行われた。多種多様な人が集まる美容室だからこそできること、実現していかなければならないことなどについて3者で意見交換を行った。物流課題への質問がでると、ディーラー間の共同物流への検討も視野に入れていること、美容室との協力で物流環境は改善できると美容師らへ相互協力の理解を求めた。次回のシンポジウムは、2024年12月10日(火)13~16時、ふれあいふるさと館2階ホール(東京都・台東区)において、「美価値のSDGsを考える」をテーマに開催予定。