インターコワフュール アジアリージョン(ICDアジアリージョン/柿本榮三会長)は、2024年4月23日(火)・24日(水)、渋谷ヒカリエ(東京都・渋谷区)およびグランドハイアット東京(東京都・港区)において、「ICD アジアコングレス2024東京」を開催した。
インターコワフュール モンディアル(ICDモンディアル/ピーター・F・フィスター会長、マルクス・ヘルマン副会長、山野純治副会長)は、世界のヘア・ファッション業界を推進することを活動目的に世界の美容家で組織された国際機構。現在、パリに本部がおかれ、世界約50ヵ国にある支部とそれらを束ねる地域組織で活動している。今回開催されたのは、ICDのアジア地域を束ねるICDアジアリージョンが主催するイベントで、日本を含む、台湾、中国、香港・マカオ、タイ、韓国、シンガポールの7つの国と地域から美容技術者が東京に集結した。ICDアジアリージョンのメンバーたちは、会期中、美容による文化と人の交流を盛んに行い、来年行われる世界大会に向けて更なる成長を約束し、イベントの閉幕となった。ICDは来年で100周年を迎えるにあたり、2025年5月31日(土)~6月3日(火)、ICD設立の地ドイツ ハンブルクにて「ハンブルグ世界大会2025」(4年に1度の世界大会)を開催する。
1日目と2日目を分けてリポートする。
2日目についてはこちら。
the 1st day「HAIR SHOW&AFTER PARTY」
4月23日(火)は、渋谷ヒカリエ(東京都・渋谷区)で、ヘアショーを開催。開催にあたり、ICDアジアリージョンの柿本榮三会長は「私たちは、ヘアデザイン・技術・文化交流によるレベル向上を目的とし活動している。今回は、アジア各国からクリエイティブスタイルを東京に集めたショーのため、現地のモデルさんを同行してもらった。各都市のデザインを感じてもらえると思う」と挨拶し、参加各国の会長を紹介。ショーでは、ICDアジアリージョン会員約200名がつくりあげた華麗なヘアデザインが次々と披露され、会場に集まった約1,000名の観覧者を魅了した。日本からは、ICD日本支部のインターコワフュールジャパン(ICD Japan)の大林博之会長とマサ大竹会員を中心にしたメンバーと、バーバースタイルを木下裕章会員らが披露した。フィナーレでは、各国のクリエイターとモデルがランウェイに登壇し、観客からはスタンディングオベーションによる喝采が贈られた。終了後は、日本のお祭りを思わせるカジュアルなパーティが催され、参加者と観覧者の交流の機会となった。
各国のステージの様子