NPO法人日本ヘアカラー協会(JHCA/山本晋爾2023年度委員長)は2024年4月22日(月)、ヤマノホール(東京都・渋谷区)において、「WORLD HAIR COLOR SUPER LIVE 2024」を開催した。同協会は、日本のヘアカラー技術の向上と普及を目指しレベルアップを図り、エデュケーションを中心とした活動に力を入れている。本大会で、HAIR COLOR LIVE JAPAN TOURのリアル・エントリーのファイナリストとデジタル・エントリーのファイナリスト52組が一堂に会し、「change your “LIFE” with Hair Color~人生を変えるヘアカラーデザイン~」をテーマに、会場でモデルにカラーを施して競技し、その場でカラーリストの最高峰を審査、決定するライブイベントを行った。また、審査員はカラーリスト審査員4名とスタイリスト審査員2名に加え、特別ゲスト審査員としてICDモンデュアルの海外審査員3名が招かれ、海外審査員個人賞も授与されるなど日本でのヘアカラーが世界的観点からも評価された。 表彰式の前には、2023年度委員長の山本晋爾氏が登壇し、「今年は人生を変えるヘアカラーデザインとして、ヘアカラーが単なる変化をもたらすものだけではなく、生活や暮らしを彩り、人生に活力を与え、心の豊かさや夢を与える力を表現しようというテーマでやってきました」と振り返ると共に、次期2024年度29代新委員長のAKIRA氏が紹介された。AKIRA氏は今年度のテーマを「リディスカバリークリエイト」とし、JHCAの本来の目的である「学びあって競い合ってそれを発信していく」という部分に立ち返り、全国をキャラバンし、カラーセミナー活動を進めていく。2026年の記念すべきJHCA30周年に向けて新たな創造へとつなげていく1年にしたいと思っていると会場の参加者へ意気込みを語った。 その後、審査結果発表が行われ、各審査員からファイナリストへの労いと熱いメッセージが送られ、5年ぶりのリアルコンテストに会場が熱気に包まれた。受賞者は下記のとおり。
ワールドグランプリアワード |
---|
小出直道(kakimoto arms) | シルバーアワード |
山下翔子(HAIR MAKE âge) | ブロンズアワード |
栗林飛竜(SNIPS LOHAS) | ソフィスティケイト アワード |
伏見祐奈(imaii scaena×colore) 伏木麻弥(kakimoto arms) 安田麻美(FELICITA) 小柴圭吾(k-aura) 坂山司竜(HAIR MAKE âge) |
メローアワード |
黒木孝輔(HAIR MAKE âge) 佐藤優奈(vento) 鳩野裕子(U Hair) 古市恵理(Setsuko) |
チャレンジアワード |
宇佐美涼(Befine) 黒田和巳(Noella) 坂口綾菜(kakimoto arms) 牟田恭英(HAIR MAKE âge) 綾華(BLANCO) |
スペシャルゲストジャッジアワード |
ユン・サンミ賞/栗林飛竜(SNIPS LOHAS) マルクス・ヘルマン賞/小出直道(kakimoto arms) ピーター・F・フィスター賞/渡部珠生(kakimoto arms) |
山本晋爾 2023年度委員長挨拶
AKIRA 2024年度委員長挨拶
審査後のモデルウォークの様子
授賞式の様子
ブロンズアワード栗林飛竜さん(左)とモデル(右)さん
シルバーアワード山下翔子さん(右から2番目)とモデル(中央)
ワールドグランプリアワード小出直道さんのスピーチ
ワールドグランプリアワード小出直道さん、ICDの3名、柿本榮三理事らとの集合写真