全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連/大森利夫理事長)は、2023年9月19日(火)、北海道立総合体育センター(北海道・札幌市)において、「第75回全国理容競技大会」を開催した。本大会は、昭和23年(1948年)から毎年開催されてきた日本最大の競技大会で、理容技術の振興と衛生水準の維持向上等を目的としている。今回は「ジャパンカップオープン」競技を設け、海外からも選手を募り開催された。
開催にあたり、北海道理容生活衛生同業組合理事長の渡辺界立大会実行委員長から、選手にエールが送られたのち、ジャパンカップオープン・メンズ(フェードスタイル)からスタートした。競技はほかに、ジャパンカップオープン・レディス(クリエイティブスタイル)、ラ・セゾン2023「Square」など6競技にくわえ、「理容2023メッセージ全国大会」も同時開催された。
表彰式の挨拶で、大森利夫理事長・大会委員長は「開かれた大会を目指し、予定していた世界大会が中止となり、挑戦する選手たちのモチベーションを危惧するなか、2022年2月にオンラインで「HAIR WORLD ジャパンカップオープン 2022」を実現し、昨年の秋田での全国理容競技大会を実現できた。今大会では、当初、中国から20名の参加を予定していたが、ビザの関係で少人数での参加となった。国際社会として開かれた大会であることを重視し、参加する選手一人ひとりが目的を持てるお祭りのような大会を目指していきたい」と挨拶した。
入賞者は下記のとおり。来年の「第76回全国理容競技大会」は、2024年10月21日(月)愛媛県の愛媛県武道館で開催予定。
【第75回全国理容競技大会 入賞者】 | |
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第1部門 ジャパンカップオープン・メンズ(フェードスタイル) | |
優 勝 |
渡利勇太(北海道組合) |
第2位 | 坂本渓(福岡県組合) |
第3位 | 浦越真大(福岡県組合) |
敢闘賞 | 上野山貴也(東京都組合) 石原寛太(千葉県組合) 鈴木朝陽(大阪府組合) 合田匡我(大阪府組合) 伊藤雄介(北海道組合) |
第2部門 ジャパンカップオープン・レディス(クリエイティブスタイル) |
優 勝 |
山野邉美香(東京都組合) |
第2位 | 岩井勇磨(千葉県組合) |
第3位 | 池田光貴(熊本県組合) |
敢闘賞 | 山田浩之(北海道組合) 佐々木太一(岩手県組合) 森和貴(福岡県組合) 川上美紀(長崎県組合) 島田将斗(千葉県組合) |
第3部門 ラ・セゾン2023「Square」 |
優 勝 |
山口蓮斗(福岡県組合) |
第2位 | 橋爪恵美(富山県組合) |
第3位 | 武藏翔(千葉県組合) |
敢闘賞 | 田浦宏光(広島県組合) 朝倉健太(千葉県組合) 依田拓己(熊本県組合) 沖田紗基(青森県組合) 神谷友裕(愛知県組合) |
マスタースタイリスト部門 |
優 勝 |
川筋正仁(香川県組合) |
第2位 | 藤原浩一(兵庫県組合) |
第3位 | 島袋公俊(沖縄県組合) | ジュニア・クラシカルヘア |
優 勝 |
木村睦(沖縄県組合) |
第2位 | 尾形烈弥(長野県組合) |
第3位 | 茂木一太(東京都組合) | ヘアピース部門 ジャパンカップオープン・アデランスカップ |
優 勝 |
田中穣(北海道組合) |
第2位 | 西山彰(神奈川県組合) |
第3位 | 神谷友雅(愛知県組合) | 【理容2023メッセージ全国大会】 |
優 勝 | 小野寺真(東北・宮城県組合) |
テーマ | 「理容が私を支えてくれた」 |
第2位 | 栩木奈美江(東海北陸・静岡県組合) |
第3位 | 田食勝一(中国・鳥取県組合) |