全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連/大森利夫理事長)は、2023年5月23日(火)、全理連ビル(東京都・渋谷区)において、「第17回地球温暖化防止対策 変幻自在なクールビズ・ジェンダーヘア」記者発表会を開催した。全理連は、環境省が進める地球温暖化施策に賛同し、2007年より「髪を1cm切って体感温度を1℃下げよう」をキャッチフレーズに、クールビズヘア等の理容業の特性を活かした提案を行っている。17回目の今回は、「クールビズ・ジェンダーヘア」をテーマに募集した「クールビズへア部門」の受賞者と「SDGsに関するアイデア募集」の受賞者の発表、マスク生活で衰えた表情筋を鍛えるリフトアップ術の紹介も行われた。大森利夫理事長は冒頭、2007年から地球温暖化防止対策に取り組んできた経過や意義などを説明。今回最優秀賞を受賞したSDGsに関するアイデアをもとに、今後どう動いていけるのか具体的に考えていきたいと挨拶した。環境省 環境再生・資源循環局長の土居健太郎氏の挨拶に続いて、「クールビズへア部門」最優秀賞受賞の青木茂之氏と全理連中央講師会の木下裕章幹事長が男性でも女性でも似合うクールビズヘアをデモンストレーションで披露した。また、大森利夫理事長からリフトアップ術、メイク術が披露された。全理連では、2020年からは脱プラスチックに向けた取り組みも開始しており、会場には、取り組みに賛同する理美容商社から応募のあった脱プラスチック対応商品の一部が展示された。
【クールビズヘア部門 受賞者】 | |
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最優秀賞 | 青木茂之(新潟県) |
優秀賞 | ビクトリア・ブラッディ(ウクライナ) |
入選 | 寺内脩(高津理容美容専門学校)、境真作(佐賀県) | 【理容業の脱炭素、SDGsに関するアイデア 受賞者】 |
最優秀賞 | 原田良太(兵庫県) |
優秀賞 | 篠田哲次(東京都) |
入選 | 浦川政裕(長崎県) |