全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連/大森利夫理事長)は、2022年5月17日(火)、全理連ビル(東京都・渋谷区)において、「第16回地球温暖化防止対策」発表会を開催した。これは、環境省が進める地球温暖化対策に賛同し、「髪を1cm切って体感温度を1℃下げる」をキャッチフレーズに、クールビズ・ファッションにマッチしたヘアスタイルを募集し、16回目の今回は、「クールビズへア部門」「インターナショナル部門」の受賞者を発表した。これにくわえ理美容業からできるSDGsの一つとして関係商社の「脱プラスチック製品」を発表。大森利夫理事長は、「理美容業の地球温暖化防止対策は、2007年から国内を対象に始まり、2019年には海外からの応募を開始し『インターナショナル部門』を新設した。地球温暖化防止対策は、次世代のためにも非常に大事な問題であるからこそ発信を続けていきたい」と挨拶。会場では、「クールビズへア部門」最優秀賞受賞の秋山真也氏がモデルを用いたデモンストレーションを披露するとともに「インターナショナル部門」最優秀賞受賞のビクトリア・ブラッディ氏はリモートでウィッグを創作した。今回の受賞を秋山真也氏は、「サロンワークでクールビズの取り組みを推進し、今後も活動を広めていきたい」と受賞の喜びを語った。ウクライナでヘアスタイリストを行っているビクトリア・ブラッディ氏は、「2年連続の受賞は信じられないくらい嬉しい。ロシア侵攻により、感情のコントロールが難しくなっているため、ポジティブな気持ちになれるような言葉が励みになる」とコメントし、大森理事長は、「ONE TEAM HAIR STYLIST」のポスターを掲げ、エールを送った。
【「2022クールビズヘア」受賞者】 | |
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最優秀賞 | 秋山真也(東京都) |
優秀賞 | 吉平健太(徳島県) |
入選 | 中尾真弓(高津理容美容専門学校) |
【「2022クールビズヘア」インターナショナル部門受賞者】 | |
最優秀賞 | ビクトリア・ブラッディ(ウクライナ) |
優秀賞 | 勝田剛光(静岡県) |
入選 | 板垣圭亮(国際文化理容美容専門学校)、深沢海衣(国際文化理容美容専門学校) |