全美連が様々な問題に向き合う「第389回 理事会」を開催
全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連/吉井眞人理事長)は、2021年10月27日(水)、ホテルニューオータニ(東京都・千代田区)において、「第389回 理事会」をリアル開催した。会に先立ち、第23回作文コンテスト「美容師から世の中への提案」の審査結果が発表され、応募者60名の中から9月2日の審査会で決定した最優秀賞、優秀賞の3名が厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生課 成松英範課長より表彰された。理事会の冒頭挨拶で吉井眞人理事長は、「コロナ禍で美容業界もいろいろな影響が出ており業態変化を余儀なくされたところもあります。これからは出張美容の問題や、サロンのいろいろな営業展開のあり方を相談しながら進めていきたいと思います」と語った。続いて各委員会より、組合員数の増加を図り国への発言力を保ちたい、BMS制度を各県のHPで推進し、産学連携で学生の就職斡旋を理美容教育センターと全国で展開していく、デジタル化の一環としてペーパーレス化を推進していくことなどが報告された。事務局からは新型コロナウイルスに対するガイドラインの見直しや2022年11月21日〜22日にOMCの世界大会を横浜で開催することへの協力要請、令和4年からのインボイス制度の説明が行われた。議案事項は、第1号議案「国家戦略特別区域外国人美容師育成事業における監理実施機関への役員派遣に関する件」として、東京都が中心となり進めている監理実施機関として一般社団法人を立ち上げる中で役員2名を派遣する。第2号議案「美容師の養成に係る検討会(仮称)への対応に関する件」では規制改革推進会議のワーキンググループが開催され、厚生労働省を中心に美容師国家試験制度、実務実習制度について改善策を検討していくメンバーを輩出することが承認された。
第23回作文コンテスト審査結果 | |
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最優秀賞 | 岩見吉記(奈良県) |
優秀賞 | 川畑一弥(大阪府) |
村橋哲矢(東京都) |
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