全理連中央講師会（山本賢司会長、木下裕章幹事長）は、2021年9月28日（火）、中央理美容専門学校（東京都・新宿区）においてオンラインでの「2021年度 秋期研修会」を開催した。今年度、幹事長に就任した木下裕章氏とPEEK-A-BOOの川島文夫代表との「美容と理容の未来について」と題した対談から始まり、過去、現在、未来についてスタイルと技術、心構えを含めて語られた。次にトレンド研究室「NEXT 16」によるWorld hair in Japan 2021-2022A/W「D’S」が発表された。これは「全理連ニューヘア」として、年1回の発表を行っていたが、2021年より名称を「World hair in Japan」に変更し、S/S（春夏）とA/W（秋冬）の年2回の発表となった。2021-2022A/Wのキーワード「D’s（ディーズ）」はシンプルで気品漂う男性らしさ「D」（Dandyism）と女性らしさ「S」（Sexy）の造語で、今季トレンドポジションの主流であるモダンをベースに都会的な要素や知的さをイメージし、原点回帰からの発信としてニューフォーマルなヘアスタイルを表現している。会場では、実際にモデルを使い技術デモを行いながら、ポイントを解説し、リアルなヘアショーさながらに行われた。次回は2022年2月に発表される。

• 
• 
• 
•