全日本美容講師会（全美講／福島吉範会長）は、2021年7月7日（水）、グランドニッコー東京台場（東京都・港区）において「第106回 トップマスターズモード（TMモード）発表会」を開催した。福島吉範会長は、冒頭の挨拶で「新型コロナウイルス環境下で、ポスターにQRコードを付け、読み取るとイメージ動画を見ることができるなど、新しい試みを行いました。これからも感動と感激を会員様に届けるために頑張っていきます」と意気込みを語った。TMモードは、全美講が毎年「新しいヘアスタイルと帯結び」をつくり出し発表しているもの。今年のヘア作品のタイトルは「New Normal（ニューノーマル）」。マスクをしていても外しても素敵にみえるヘアデザインを提案。レングス別のカットテクニックは基本的に同じで、フロントの長さと切り込む深さで変化させることでさまざまなバリエーションにつながるヘアスタイルが特長。一方、帯結び作品は「奏海（かなた）」と「流麗（りゅうれい）」の2作品が紹介された。「奏海」は、日本文化の着付け、帯結びが海を渡り、多くに人々に広がってほしいという思いが込められている。「流麗（りゅうれい）」は、ウイルス禍で変化する社会の中、力を合わせ、流れゆくときとともに、明るく麗しい未来を目指していこうという思いが込められている。今期作品は、今年度開催予定だったOMC世界大会／全美連 全国大会の開催地横浜を思わせる、それぞれに異国情緒や浜風香るエレガントな魅力を表現している。

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
•