全美講が「第104回トップマスターズモード(TMモード)発表会」を開催
全日本美容講師会(全美講/福島吉範会長)は、2019年9月17日(火)、日本特殊陶業市民会館(愛知県・名古屋市)において「第104回 トップマスターズモード(TMモード)発表会」を開催した。TMモードは、全美講が毎年「新しいヘアスタイルと帯結び」をつくり出し発表しているもの。今年のヘア作品のタイトルは「R-oop+(ループプラス)」。Round(まるみ)のあるカットをLoop(繰り返して)実行するという意味だ。そのコンセプトは「Trans-boundary ―― 境界を超える 国・性別・文化など境界を超えて 多様性・ジェンダーレス・新しい時代へ!!」。性別、年代、文化、社会の境があいまいな現代のあり様を捉え、自由にイメージして個性を引き出すことのできる、年令性別にとらわれることのないスタイルとして「R-oop+G(グラデーション)」「R-oop+L(レイヤー)」「R-oop+S(セイム)」の3つのスタイルを紹介している。たとえば高齢者とお孫さんが同じカットで違和感なく、男女ともにあらゆる年代で楽しめるボーダーレスなヘアスタイルを提案。一方、帯結び作品は「縁(えにし)」と「Aube(オーブ)」の2作品が紹介された。今回の開催地である愛知県をテーマに、豊かな歴史と文化、人々の営みや時代の織り成すきらめきや魅力を帯結びで表し、さらに着物や帯の柄でも表現した。それぞれ令和という新たな時代の夜明けに、未来へ向けた思いを託した作品だ。
関連する記事
- ■全美講が「第2回通常運営委員会」を開催[2019.06掲載]
- ■全美講が「第103回トップマスターズモード『InnovationV』」を発表[2018.09掲載]
- ■全美講が「第102回トップマスターズモード発表会」を開催[2017.09掲載]
- ■全美講が「第101回トップマスターズモード発表会」を開催[2016.09掲載]