JEIAより「平成29年 年頭所感」が届く
新年にあたり、一般社団法人日本エステティック工業会(JEIA/瀧川晃一理事長)より『平成29年 年頭所感』が届いた。ここに全文を紹介する。
2017年 年頭所感
一般社団法人日本エステティック工業会
理事長 瀧川晃一
エステティック業界の明日への志向
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素は、一般社団法人日本エステティック工業会の活動に深いご理解とご協力を賜り誠にありがたく心から厚く御礼を申し上げます。
当工業会は、皆様のご尽力のお陰で、美容ライト脱毛機器 (以下、美容ライト機器といいます。)は、厚生労働省の科学研究補助金を受けて公益財団法人日本エステティック研究財団が実施した安全性の治験を日本皮膚科学会でその研究成果が報告され、治験に使用された機器(全て適合審査合格機器)においては全く有害事象が無かったと発表されました。このような状況を踏まえて、特定非営利活動法人日本エステティック機構は、エステティック美容ライト機器認証が新たに商品カテゴリーに加えられ、昨年は16機種がエステティック機器認証を付与され、当工業会の苦労が漸く報われた年でございました。この結果、特定非営利活動法人日本エステティック機構が推進しています美容ライト脱毛エステティックサロン認証も65サロンを数えるに至りました。
このように、美容ライト脱毛エステティックサロン認証、美容ライト機器認証が進行し始めましたが、まだ著についたばかりで、多くのエステティックサロンがこれに参加して初めてその目的が達成できることであり、私は更に拍車を掛け、「安全」「安心」のトリートメントサービスが提供できる認証が付与されたエステティックサロンの実現を会員の皆様と共に追及してまいります。
次に、特定商取引法、景品表示法等々の法令遵守のため、当工業会は積極的に他団体に協力し、法令遵守に向けた自主基準の策定に携わりました。
年末にエステティックに関連する行政監督官庁に出向いて諸施策を説明させて頂きましたところ
ご担当の皆様は、異口同音に当工業会の活動を高く評価して頂きました。このことは会員の皆様のお力と深く感謝を申し上げます。
当工業会を含め他団体は、法令に関する勉強会や講習会等参加で、基本的知識は十分に備わっておられることは承知いたしておりますが、今後はこれらの知識を如何に事業所内或はエステティックサロン内更には従業員一人ひとりに至るまでこれを励行するため規律化する取組方法の構築を目指し、当工業会や一般社団法人日本エステティック振興協議会のコンプライアンス委員会にこれを指示していますので、早く皆様にお知らせできるよう努力してまいります。
私ども工業会は、新たなエステティック機器の安全基準作り、化粧品と機器の相乗的融合政策、タイムリーな研修制度の実現をはじめ、対応すべき事柄を確実にこなし、健全且つ社会的認知がより
深まる施策を敵時創出し、皆様と共に歩んでまいりますので本年も宜しくお願いを申し上げます。
本年、皆様方の事業が益々ご繁栄されることをご祈念申し上げ年頭のご挨拶を申し上げます。