NPO法人日本ネイリスト協会（JNA／瀧川晃一理事長）は、2018年3月2日、『メンズネイルに関するアンケート調査』の結果を発表した。この調査は、男性の美容への意識が高まるなか、男性はネイルについてどのように考えているのか、女性は男性のネイルをどのように見ているのかなどを探るために実施したもの。2018年2月7日〜9日の3日間。調査対象は20歳以上の男女で、男性2,401人、女性600人（20代〜60代までの各世代で120人）。調査の結果、ネイルケア・ネイルアートのいずれか、または両方をしている男性は9%だった。この9%の内訳を世代別に見ると、60代以上が6%、50代が9%と1桁であるのに対し、40代が15%、30代が30%、20代が40%と、若い世代ほどメンズネイルを実践していることがわかった。また、男性のネイルケアやネイルアートについて52%の女性が「ケアならいい」「ケア・アート、どちらをしてもいい」と回答。さらに、「恋人や異性の友人と一緒にネイルサロンに行ってみたいと思いますか」という質問に対し、59%の女性が「ぜひ行きたい」「行ってもいい」と回答。メンズネイルに抵抗感を抱いていない女性が多いことがわかった。今後、ネイルケアやネイルアートを実践する男性が増えていく可能性は十分にあり、マーケット拡大に期待が持てそうだ。