AJESTHEより「平成29年 年頭所感」が届く
新年にあたり、一般社団法人 日本エステティック協会(AJESTHE/久米健市理事長)より『平成29年 年頭所感』が届いた。ここに全文を紹介する。
平成29年 年頭所感
- 一般社団法人 日本エステティック協会
理事長 久米健市
あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご高配を賜り有り難く厚く御礼申し上げます。会員の皆様に支えられ、一般社団法人日本エステティック協会は、本年創立45周年を迎えます。あらためまして先人の方たちが築き上げた意思を伝承し、今後へ繋げることの使命を担う身として、身を引き締めるとともに深く感謝申し上げます。
協会の綱領では、「業界の健全な発展を追求する」ことが目標として定められています。健全な発展を成し遂げず、業界の成長は考えられません。業界の成長とは利益を出すことができる産業・業界になる事も重要ですが、それだけではありません。子供たちがエステティシャンになることを将来の夢に語り、目指す職業としてエステティシャンをあげるなど、「健全な発展」という言葉のもつ重みはとても大きいものであると思います。
昨年も、この場でご報告申し上げましたが、2017年4月には厚生労働省より、「職業能力評価基準(エステティック業)」が定められます。この制度により、これからエステティシャンになろうと考えている方が、「業界と仕事を知り」、働いている方が「必要な能力を知り」、エステティシャンの仕事やキャリアパス等が可視化されることになります。当協会としては、多くの企業・サロンで本制度を活用・導入頂くことはもとより、この制度が正しいエステティックを社会へ浸透させる良い機会であり、「エステティック業の健全な発展」に寄与する事業に取り組む千載一遇の好機であると捉えております。また、この制度により定義された「職業能力」の教育内容への反映に関しても、「認定校での教育」と「現場で活躍される方々への継続教育」の両面で進めていきたいと考えております。
協会の理念をあらためて心に刻み、正会員であるエステティシャンの皆様、認定校の皆様、法人正会員の皆様、そしてエステティック業の健全な発展に貢献できるよう事業の推進に臨んで参ります。本年もよろしくお願い致します。
※「職業能力評価基準」とは、仕事をこなすために必要な「知識」と「技術・技能」に加えて、「成果につながる職務行動例(職務遂行能力)」を、業種別、職種・職務別に整理したものです。 www.mhlw.go.jp
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