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JEOより「平成29年 年頭所感」が届く

新年にあたり、特定非営利活動法人 日本エステティック機構(JEO/福士政広理事長)より『平成29年 年頭所感』が届いた。ここに全文を紹介する。

平成29年 年頭所感

  • 特定非営利活動法人 日本エステティック機構
    理事長 福士政広

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平成26年から国内の景気動向指数は実質「足踏み」状態を続いており、エステティック業界も同様の状況であるとの報告を受けております。また一方では昨年は小売業界やインバウンド需要の質的変換の代名詞として「モノ消費からコト消費へ」というキーワードがマスメディアでも頻繁に登場しており「コト消費」の景気浮揚への貢献に期待感が高まっています。この「コト消費」需要の一翼を担うのは高付加価値の提供が可能であるエステティックサービスであると思います。
しかしながらエステティック産業においては事業者側のコンプライアンス及び消費者保護の確立が遅れているためその全体需要を高めていくことが困難な状況が続いていることは誠に残念なことです。この状況を打開するためにはサロン認証制度の一層の普及はもとより、現在の認証サロンが積極的にその安全・安心をアピールし、より高いサービスを提供することに努めていただくことによって多くの消費者の高い信頼を得て認証サロンの利用者を増やしていただくことが重要であると考えております。
例えば、昨年当機構で認証サロンを対象に売上状況のアンケートを行ったところ、売上が伸びているサロンは認証マークの露出を増やすなど認証マークを積極的に活用し、また来店時や体験時に認証サロンの安全・安心を説明しており、アンケート等を利用して消費者の声に地道に耳を傾けサービスの向上に努めていることもわかりました。 一方、美容ライト脱毛サロンへの認証付与により「安全で安心な脱毛サービス」を適正価格にて消費者へ提供できる環境も整いつつあります。
以上のことからサロン認証制度を中心とするエステティック認証制度の普及によって消費者の信頼を獲得することによりこの市場の活性化を実現することが可能であると考えております。 本年も認証活動を通じてこの業界の質的向上に貢献する所存でございますので関係各位には一層のご協力をお願い申し上げます。

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