一般社団法人 日本エステティック協会は2016年11月14日（月）、同協会研修センター（東京都・千代田区）において、第44回技能五輪国際大会・アラブ首長国連邦アブダビ大会・ビューティーセラピー職種の最終選考を実施した。今年は最終選考に4名の選手が残り、選考課題のフェイシャル・ボディ・メイク・ネイルで技能を競い合い、面接選考では海外で“勝負できる”人物を選抜。その結果、「第9回 エステティックコンテスト・スチューデント部門・応用部門」第2位の高橋由未歩選手（東京総合美容専門学校）が見事選ばれた。また、「第42回 ドイツ・ライプツィヒ大会」では、佐藤ななか選手が敢闘賞8位、「第43回 ブラジル・サンパウロ大会」では、三谷麗奈選手が銀メダルを獲得するなど活躍をみせている。同協会では、高橋選手を日本代表のエステティシャンとしてサポートしていく意向。技能五輪国際大会概要、およびお問い合わせ先は下記のとおり。

技能五輪国際大会概要
正式には国際技能競技大会（World Skills Competition）。大会の目的は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流・親善を図ること。大会は、1950年にスペインの職業青年団が提唱し、隣国ポルトガルとの間で各12名の選手が技能を競ったことからスタート。遂年参加国、および出場選手を増加させ、若い技能労働者の祭典と呼ばれるほどの大会に発展。日本は、1962年の第11回大会から参加。エステティシャンのビューティーセラピー職種は、2007年に開催された「第39回 日本・静岡大会」から参加。

お問い合わせ先
一般社団法人日本エステティック協会 事務局 TEL：03-3234-8496