全日本美容業生活衛生同業組合連合会（全美連/𠮷井眞人理事長）は、1月20日（水）、ホテルニューオータニ（東京都・千代田区）において、第366回理事会ならびに新年懇親会を開催した。𠮷 井眞人理事長は挨拶で、人手不足、低価格、顧客離れを上げ、労働環境の改善と適正価格の維持、web予約や訪問美容による業態変化について語り、改善のキーワードとして「労働生産性を高め、分配率を変えること」を掲げ、技術、接客力の向上と従業員、顧客満足度の向上が必要とした。また、第44回全日本美容技術選手権大会は、10月18日（火）に大分で開催されるが、アリーナがない県でも開催できるようにと競技種目を減らしての実験的開催になることが報告された。来年の第45回大会は徳島県で開催されることが合わせて発表された。その他に厚労省の補助金事業「生活衛生関係営業好循環促進計画策定事業」に関して「好循環促進計画策定検討会」を設け顧客満足度の向上を図っていくことや規制緩和に関する事項、廃業サロン調査の協力についてなどが報告された。

その後、新年懇親会が開かれたが、来賓として多数の国会議員や業界団体の長より祝辞が述べられ、和やかな雰囲気で歓談がすすみ、藤原副理事長の3本締めで中締めとなった。